原作者の自殺という最悪の展開になった「セクシー田中さん」ドラマ問題。正直、どうしてこうなったのかわからないことが多い。
まずわからないのが、どうして原作通りのドラマにすると約束したのか?
そして、どうして約束通りの脚本にならなかったのか?
脚本家の野木亜紀子さんが日テレに説明責任があると言ったのはこのことだと思う。
漫画と映像では表現方法が違うのだからできることとできないことがあるはず。
原作者は漫画を変えてほしくないと考えて当然だから、そこをキチンと
「これはできます。これはできません」
と説明できるのは映像制作者だろう。
次に、どうして小学館の編集はあの記事を書くことを許可したのか?
普通なら
「編集部から日テレに厳重に抗議して脚本家のInstagramの記事を取り下げます」
となるはず。
それでも芦原先生が
「編集部も日テレも信用できないから自分で書く」
と言ったのならわかる。
だけど実際は小学館の担当もブログ記事に関わってるみたいだし。
「名探偵コナン」や「め組の大吾」それに「葬送のフリーレン」など関わってる作品が多いから、小学館が矢面に立ちたくなかったのか。
それと、どうして日テレは「セクシー田中さん」のドラマのサイトから芦原先生の情報を削除したのか?
極端過ぎないか?自分たちの責任ではないと言うならあまりにも稚拙で感情的な対応。
彼らに芦原先生はどういう人に見えたのだろうか?めちゃくちゃ嫌ってたのか?
そして、どうしてネットの人たちは脚本家たちを叩くのだろう。
芦原先生はあの記事で
「自分のわがままで最終2話の脚本を書いたのではない」
ということをわかってほしかっただけで、脚本家を攻撃してほしかったわけじゃない。
その現状に苦しんだから記事を削除して自死したんだと思う。
死に追いやったのは自分たちだと気づいてないのか?