『今の気持ちと未来の気持ち』を考えてみた

  • 2016.07.12 Tuesday
  • 00:08

朝日新聞beで連載している『悩みのるつぼ』。今回は岡田斗司夫さんの回答の週。

 

(悩みのるつぼ)二つの思いに裂かれる就活

http://goo.gl/kW8DgU

まだ回答は読んでいないので自分なりの回答を書いてみた。

 

以下本文------------------------------------------------------------

 

親に万が一のことがあったらと心配になる気持ちはよくわかります。私は高校を卒業してから大阪で就職しましたが、二十代のころ実家の父親が入院しました。毎週、土日は大分まで夜行バスで帰っていました。母はもっと前に亡くなっていましたから、実家には父一人でした。だから、すぐ側に住んでいればと思わないではありませんでした。

しかし、「もっと一緒にいればよかった」とは考えませんでした。私が薄情なだけかもしれませんが、もし、私が自分の気持ちを押し殺して父と暮らしていたら、そちらの方が後悔していたと思います。

あなたの相談文を読んでいると「一緒に暮らしたい」「家の近くで就職」「いつでも帰って(来い)」という言葉を発しているのは、あなたの親御さんですね。

親御さんがあなたに望んでいるのは実家で一緒に暮らしてほしい。留学中でも「帰ってきていい」と言ってしまうくらい本音はあなたと一緒にいたいのでしょう。それがあなたも痛いほどわかっているから苦しいのですね。

反面、あなた自身の言葉は「育ててくれたお礼がしたい」「『もっと一緒にいればよかった』と後悔したくない」と親御さんの気持ちをおもんぱかっているか、未来の気持ちの心配をしているかいずれかです。本当にあなたの心のどこかに「一緒に暮らしたい」という気持ちがあるかは疑問です。

肝心なのは、もし実家の近くで就職させてくれる企業が見つからなかった場合、親御さんに尋ねてみてください。「ニートとして実家で一緒に暮らす」か「どこか遠くで就職する方がいいか」。

とにかくどこか働かせてくれるところがあるかが問題ではないでしょうか。働いてもいいと言ってくれる企業が実家近くにあれば一緒に住む代償としてあなたはその自由を親御さんに保障してもらうのはいかがでしょうか。あなたが就職して経済的に独立することを条件にあなたの生活に干渉しないことを要求するのです。

あなたが欲しているのは自由。「行き先を告げずに出かけ」「好きなものを食べ」「好きなものを買い」「好きな時に寝て起きる」。誰にも縛られない自由があなたの求めていること。それは親御さんと暮らすことになっても可能なはずです。もしかしたらそんなことを許してくれる親御さんではないのでしょうか。

だったら実家近くに働き口がないと嘘をついてでも遠くに自由を求める方が後悔しないと思います。少なくとも私は父が亡くなった時でも後悔はしませんでした。(998文字)

 

本文ここまで------------------------------------------------------------

 

おそらく今まで考えた中でかなり早く回答に行き着いた相談だった。一緒に暮らす代わりに自由を保障してもらうのは矛盾しないと思った。しかし、書いているうちにそういう自由を許さない親なのではないかと思い、最後の一文を盛り込んだ。

とにかく、まずは就職しなくては話にならないから自由が欲しいという心配は早すぎる気がした。

『独身生活の知恵教えて』を考えてみた

  • 2016.06.12 Sunday
  • 00:11

朝日新聞beで連載している『悩みのるつぼ』。今回は岡田斗司夫さんの回答の週。

(悩みのるつぼ)独身の心の持ちようは?
http://goo.gl/l3RkaK

まだ回答は読んでいないので自分なりの回答を書いてみた。

以下本文------------------------------------------------------------
気持ちは大変よくわかります。私はあなたほどモテてきたわけではありませんが、今の妻がいなくなってこれから独りきりで生きていかなくてはいけないとなるとどうしていいか途方にくれてしまうでしょう。
もし、最初から独りのままだったら平気だったかもしれませんが、一度誰かと共に生きていくことを覚えてしまうともうその寂しさを受け入れることなどできそうにありません。
あなたは賢明にも彼女だけではなく、ボランティアなどいろんなことをやって自分独りだけになっても大丈夫なように工夫をこらしてきたみたいですね。それはこれからの人生に役立つことだと思います。
しかし、それでも独りの寂しさを埋めるのは難しい気がします。今はご両親も健在ですがいずれは独りになるのは間違いありません。
その上、あなたは書いていませんが、私は「介護」のことも考えてしまいます。このままではあなたのご両親の面倒をあなたがみなくてはいけません。ご兄弟のことが書かれていませんが、一人っ子だったら尚更です。
そこがクリアになってもあなた自身が「介護」される側に回ることもあるのです。

それらを考えるとあなたが結婚して子どもが欲しいと言う気持ちは大変よくわかります。

さて、ではどうするか。今まで彼女が途切れたことがなかったのに前の彼女と別れてしまってここにきて始めて独りぼっちを味わってしまっている不安感のせいで冷静に判断ができていないようです。だけど、あなたは本来、女性と付き合うことが難しくないはずです。本来、47歳という年齢はけっしてマイナスに働くわけではありません。ただ、女性側からみれば先程の「介護」の問題にあるようなことが頭をよぎる人もいることでしょう。
「この人と結婚するとこの人の両親の世話をさせられるのではないか」
「この人と結婚するとこの人の『介護』をしなくてはいけないのでは」
などと、考えて結婚はおろか付き合うことすら躊躇されかねません。
ですから、これからあなたがとる手段は3つ。

1.とにかく大急ぎで結婚相手をみつける。
2.親御さんの世話をしてくれる施設やヘルパーのことを計画する。
3.結婚できなかったときのために老後のための貯金をします。

これらを併用したうえで結婚相手をみつけるべきです。そうすればたとえこれから独りきりで生きていくことになったとしても乗り越えていけるはずです。(967文字)
本文ここまで------------------------------------------------------------

まず最初に思い浮かんだ言葉は
「モテ自慢かよ」
だった。まあ、当然。どう考えても今までモテてきたんだぜと言いたくてたまらないとしか受け取れなかったから。僻みですね。
でも、突然ご両親のことが書かれていることが気になった。なぜここで両親のことを書かなくてはいけないのか。書いてしまうのか。
岡田斗司夫さんは『悩みのるつぼ』で違和感を感じたところに本音があるというようなことを言っていたと思う。だからここにこの人の本音が隠されているのではないかと思いそれはやはり『介護問題』だろうと結論づけた。
でも、それをストレートに
「あなた、介護を奥さんに押しつけたいのですね」
などと言ったところで聞き入れるとは思えない。だから、僕だったら『介護』のことが気にかかるという風に書いてあくまでもあなたではなく僕がそう考えたという体でこの相談に向き合ってみた。

『母親が「大学院に進め」と』を考えてみた

  • 2016.05.15 Sunday
  • 00:06

朝日新聞beで連載している『悩みのるつぼ』。今回は岡田斗司夫さんの回答の週。

(悩みのるつぼ)母親に学歴上げろと言われて
http://goo.gl/d3ocIX

まだ回答は読んでいないので自分なりの回答を書いてみた。

以下本文------------------------------------------------------------
あなたはお母さんが嫌いじゃない。嫌いだったら悩まなくてすむ。お母さんの言うことなど聞かずに「はいはい、また私をコントロールしようとしてるのね」と、なかば小馬鹿にしながら自分の道を邁進すればいい。
嫌いじゃないからこそ悩んでしまう。「お母さんはわかってくれていない」と。
あなたは親孝行な人でしょうからお母さんの望みも叶えてあげたいと漠然と考えているかもしれません。それもいいと思います。だったらあなたの人生の責任を他人に丸投げしてもいいかもしれないですね。お母さんのいう通りに大学院を受けてお母さんの欲するブランドを与えてあげましょう。それであなたの人生の歯車が狂ってもそれはお母さんの責任です。堂々とお母さんに責任をとってもらいましょう。
「私はお母さんのいう通りにした。おかげでこんなに不幸になった。この責任はどう取ってくれるの」と。
幸いにもまだあなたは自分の人生をどう描こうか悩んでいる最中です。お母さんの提案は渡りに舟かもしれません。もし、あなたがここがいいと考えた企業に就職できたとしてそこで不幸になってもその責任は自分以外誰も取ってくれません。

それなのに、あなたのお母さんはわかっていない。いつまでも自分の言うことを聞いてくれる娘だと信じている。だから、「大学院に行け」となんの気なしに思いつきを口にしてしまう。
だから、あなたはそう言われると悲しくなります。
本当はお母さんにあなたが決めた人生を応援してくれるのがあなたの望みでしょう。

お母さんはどう考えているのか。周囲はどう思っているのか。「悩みのるつぼ」の回答者はどう考えてるのか。自分以外の人の意見に従おうとしている感じが見受けられるのはうがった見方でしょうか。
自分のしたいことをするというのはあまりにも重い責任を負います。なんの言い訳もできないから。

学歴が世の中にどれくらいの価値があるかと問われればわからないと答える以外ありません。あまりにも高い学歴が足かせになって就職や結婚に不利になるという話もあれば、仕事に有利になったりもします。最終的には本人にどれだけの価値が備わっているかでしょう。

だから、学歴がどうこうという問題ではなく、私はあなたの人生の責任をお母さんにとってもらうためにお母さんの言うこと聞いてみては?と提案します。それであなたの人生が狂ったらまたお手紙をください。 (973文字)
本文ここまで------------------------------------------------------------

うわあ、変な回答だ!最後に私も責任取りますよ的なことを書いているけどそんなことできるわけもないのに。でも、本当に今回はわからなかった。自分のやりたいことくらい自分で決めればというのが正しい回答なんだとわかっているのに、そう素直に答えていいものか悩んだ末にこんな変な回答になりました。

『占いに負けない意思ほしい』を考えてみた

  • 2016.04.10 Sunday
  • 00:06

朝日新聞beで連載している『悩みのるつぼ』。今回は岡田斗司夫さんの回答の週。

http://goo.gl/t5L1uc


まだ回答は読んでいないので自分なりの回答を書いてみた。


以下本文------------------------------------------------------------

大変でしたね。とてつもなく強いラスボスです。こんな強敵に攻撃されたらほとんどの人間は潰されてしまうでしょう。

あなたは漫画家ですから、よくわかるでしょうが、この占い師“偉そうな占い師”というキャラ立てはバッチリです。

なにしろ、『よく当たる』というラベリング。いかにもな『厚化粧』と『紫のローブ』。

それに比べて、あなたは『まだ漫画家になりたい夢を持っている女性』というキャラ。最初から勝ち目はありません。実際「何を根拠に?」と言えなかったのですから。もし、その言葉を言えたとしたら、「そのガッツがあればきっと大丈夫。あなたなら立派な漫画家になれる」などと言って「オーラがない」という言葉をなかったことにしたでしょう。

占いなんてそんなもんです。まったくムカつきますね。

こちらにしてみたら、これから頑張って夢を叶えようとする矢先に凹ませるだけの言葉で潰してくるなんて余計なお世話もいいところです。向こうにしてみたら「そんな弱いキャラでは『夢』を叶えるなど不可能。ここで潰す方が親切」などと思っているのかもしれません。だとしたら、仕事を辞める前にすべきなのに。仕事を辞めて背水の陣で望んでいる人に向かって言う言葉ではありません。もっとお客さんを喜ばせることに従事してほしいものです。客商売をなんと心得ているのでしょうか。

さて、あなたは漫画家です。今はペンを握る気力も出せなくなっているのかもしれません。だけど、あなたの武器はペンしかありません。占いではあなたはキャラクターで負けてしまいました。でも、ペンと紙の上ではあなたは無敵です。たとえ、強敵キャラであっても、あなたが思ったことを伝えることができないよわっちいキャラであっても、紙の上では逆転劇を展開することができます。

どんな方法で復讐しますか?あなたが、言おうとして言えなかった「何を根拠にそんなことが言えるのですか?」と聞いてみましょうか。なんと反応してくるでしょうね。

それとも、あいての「オーラがない」という言葉に一念発起して、数年後に漫画家となって会いに行くという設定にしましょうか。復讐劇は思いのままです。

もしかしたら、現実とは違う設定にできるかもしれません。その点は漫画家であるあなたの独壇場でしょう。頑張ってください。(938文字)

本文ここまで------------------------------------------------------------


相談者さんが漫画家志望ということでキャラクターという視点で考えてみました。最初は「占い師の言葉を利用して自分のやる気のなさを正当化している」という書き方をしようと思っていましたが、それでなにが変わるわけではないと考え直して出来る限りこの人にできそうな方法を考えてみました。

『娘を愛せない』を考えてみた

  • 2016.03.12 Saturday
  • 23:31

朝日新聞beで連載している『悩みのるつぼ』。今回は岡田斗司夫さんの回答の週。
 

まだ回答は読んでいないので自分なりの回答を書いてみた。


以下本文------------------------------------------------------------
心中お察しします。あなたは決して『悪い母親』ではありません。
こう考えてみてください。もしも、あなたにストーカーがつきまとっていたら?そのストーカーはかなり奇行を重ねてます。朝っぱらから走り回り、叫びます。夕方には落ち着いていますが、風呂にも入らないのか汚くて、臭いです。物言いはケンカ腰ですし、間違った言葉使いをするので不快。周囲からも疎まれているようです。でも、あなたのことが大好きなのです。
問題はそのストーカーが血を分けた娘であることだけ。それこそがあなたの悩み。これはとてもつらいですね。だから、簡単にあなたを『悪い母親』と断罪できません。
もうこれは仕方ないです。親であるのだから成人までは腹が立つでしょうが養いましょう。成人を過ぎたら家から放り出していいです。娘さんは周囲がどんなになっても終始マイペースでいられます。そういう人は独り立ちしてもなんとかやっていけるでしょう。後数年の辛抱と割り切って頑張ってください。
さて、ここで相談されたことへの回答はおしまいです。でも、『アドバイス』と『お叱り』をということでしたので、おせっかいを承知で苦言を呈したいと思います。
相談文の中で『神様のような人』とか『天使のような子供』のようにご主人や息子さんを過剰に持ち上げた表現をされています。ご自身は娘さんとの比較で不満がない事を表していると仰っていますが、それにしては大仰な表現です。
察するにご自宅でもお二人に対して、いえ娘さんに対してもかなり精神的、物理的に近い距離をとっていらっしゃるのではありませんか?これは正直『気持ち悪い』です。おそらく、私以外にもそう感じる人は多いと思います。今はまだご主人も息子さんもあなたに対して好意的であるので問題はないかもしれませんが、いずれあなたの過剰な近さを疎ましく思ってしまうかもしれません。
そうなれば、お二人があなたから意識的に離れてしまう危険性もあります。娘さんのように我が道を行く人にとってはなにをされても自身の『好き』という感覚に変化はないでしょうが普通の人はそうはいきません。あなたが数年後独り立ちを強要されてしまう事もあり得ます。もちろん娘さんはあなたの元から強制的に巣立った後ですが。
ですから、あなたはご自身に対しても独り立ちするための心構えと準備をされる事をお勧めします。
あなたは『悪く』ありません。『うっとうしい』だけなのです。(994文字)
本文ここまで------------------------------------------------------------


相談文を一読、『アルジャーノンに花束を』の主人公チャーリー・ゴードンの母ローズを思い出した。以前演劇集団キャラメルボックスが公演した『アルジャーノンに花束を』の感想のような相談文だなと感じた。


だから、つらいだろうなという思いはあるのだけど、それにしても過剰にご主人や息子さんを持ち上げているのが気にかかる。そこで前半と後半に分けてあえてそこまで踏み込んだ回答にしてみた。
結果的に前後半ともにリンクし合った回答になった気がしてる。

『子どものSNS見る親』を考えてみた

  • 2016.02.13 Saturday
  • 23:59


朝日新聞beで連載している『悩みのるつぼ』。今回は岡田斗司夫さんの回答の週。


まだ回答は読んでいないので自分なりの回答を書いてみた。


以下本文------------------------------------------------------------
子供の立場からすれば、親御さんがまるでストーカーのような行動をとるのは許せないでしょう。ましてや、今は大丈夫でも、いつ自分の身に降りかかってくるかと思うと気は休まらない。わかります。


いくつか疑問があります。一つ目はどうしてあなたはお姉さんに親御さんがやっていることを伝えないのでしょう?これが一番簡単な解決策だと思います。


お姉さんに伝えれば、お姉さんはツイッターに書く内容は親御さんを誉める内容にして、例えばダイレクトメッセージやラインなどに本音を友達と語り合うようにするでしょう。
そこまでしないまでも、解決する方法は増えますし、なによりフェアです。当人であるお姉さんが今の今まで知らないのは疑問です。


もう一つは、なぜあなたのツイッターは親御さんのチェックを受けないのか?
推測ですが、お姉さんは親御さんだけでなく、あなたとも仲が悪いのではありませんか?


あなた自信は親御さんとコミュニケーションをとれているから、あなたの本音をわかっていると思っているのかもしれません。
でも、お姉さんは親御さんに反抗しています。そして、親御さんは気に入る方に直そうとするので、親御さんとお姉さんとの間にはコミュニケーションがありません。


だからこそ、お姉さんのことを知るために、ツイッターをチェックしてるのかもしれません。不安なんですね?
そして、あなたは親御さんがお姉さんのツイッターをチェックしていると知ったら、親御さんには意見が言えるが、お姉さんには言えない。お姉さんとコミュニケーションを取ることができない。


親御さんを変えるのは難しいです。たしかにやっていることは間違っています。子供の本音をSNSに書いているわけではないということを置いておいても、もう大学生のお姉さんの行動、言動、交友関係をつぶさにチェックするのは行き過ぎです。心配しているとしてもです。
だから、親を変えようとすることも間違っています。『気に入らないことがあると・・・・・・自分の気に入る方に治』すのがおかしいのは、なにも親御さんだけのことではありません。


『親に見られて困るような内容を発信』しないのは正しい。
そして、あなたはお姉さんと親御さんのいさかいに関わらなくていい。私の推測通り、お姉さんと仲がよくないのであれば無理にお姉さんに伝えなくてもよいです。私も気に入らないからとあなたの行動を自分の気に入る方に治さないようにしたいと思います。(999文字)
本文ここまで------------------------------------------------------------


今回は相談文に書かれていない内容を推察するのに骨が折れた。今でも姉との間に確執があるのかどうか自信がない。
でも、そう考えるとこの人の行動の不思議さが説明がつくのであえてこの仮説で押し通すことにした。


普通ならば『お姉ちゃん、お父さんたちがお姉ちゃんのTwitterをチェックしてるの知ってる?』と言うものじゃないかな?

『羞恥心ない私』を考えてみた

  • 2016.01.17 Sunday
  • 00:27

朝日新聞beで連載している『悩みのるつぼ』。今回は岡田斗司夫さんの回答の週。


まだ回答は読んでいないので自分なりの回答を書いてみた。


以下本文------------------------------------------------------------
あなたの言っていることはよく理解できます。
あなたがなぜ、自分が着替えをするところを見られても気にならないのか。それは、あなたにとってあなたの性的魅力というのは、たいして価値があることではないからでしょう。
ところが、他の人にとってあなたの裸は性的に価値がある。あなたの裸を見て興奮したり、恥ずかしくなったりしてしまう。あなたと他の人にとって価値観が全然違っている。
言ってしまえば、新築の豪邸の権利書(土地付き)を100円均一ショップで売られているようなもの。売っているお店にしてみたら100円で売ってもいいじゃないと思っているけど、お客さんにしてみたら本当に100円で買ってもいいの?と思ってしまう。極端なディスカウントに戸惑ってしまいます。周囲の人もそんなに安売りするのはもったいないと思うでしょう。
どうして、あなたは自分の性的魅力の価値を重視していないのでしょうか?あなたはもっと重視している事柄があるのではありませんか?おそらく、将来教育する立場に立つために頑張ることをもっとも重視しているのでしょう。
あなたの立場に立てば裸を見られる、裸を見ることにそれだけ反応することが理解できないことはわかります。しかし、あなたの友達や担任の先生の立場に立てば魅力的な女性の肢体が現れたら困ります。だからマナーを守っているのは正しい。なぜ存在するのか理解できなくても守るのがマナーです。
だから、今まで通りマナーを守っていけば問題ありません。
でも、それはあなたの望みではない。あなたは将来教え子に自分の考え、価値観を納得した答えを教えたいと思っています。つまり、自分の価値を周囲の人に理解してもらいたい。自分を周囲に合わせる現状に不満があるのでしょう。
では、周囲に逆らって奔放に生きるべきでしょうか?周囲の目を気にせずに着替えをしたり、公衆浴場などで裸を隠したりしないようにしますか?もちろん、それもいいでしょう。それだって立派な自己表現です。自分の価値は身体にはないということを周囲に理解してもらうまで貫き通すのも悪くありません。
ですが、あえて別の形も提案してみます。今は未成年なので無理ですが、成人してからあなたの肢体を作品として表現してみませんか?あなた自身があなたの身体の価値に気づく上でも良いと思うのですが。(954文字)
本文ここまで------------------------------------------------------------


最初はこの人が何を悩んでいるのか理解できなかった。読んでいて悩んでいるようにも見えなかったし。
僕自身も自分の着替えを見られても気にならないし、公衆浴場で裸を隠すようなこともない。もちろん、それは僕が男だからということもある。


それよりも気になったのが『自分が教育する立場になった時、納得した答えを教えたい』という部分。なぜ突然こんなことを書いてるのか?この違和感がこの人の本心というか本当に言いたいことなのではないかと思った。


だからこの人は自分が周囲に合わせていることが嫌で周囲の人に自分のことを理解してもらいたい、納得してもらいたいと考えているのではないかと思って今回のような回答にしてみた。


最後の提案は新聞の回答としては不適切かもしれないが、この人の価値観を肯定する上で必要だと思いあえて踏み込んで書いてみた。

『就職活動で劣等感』を考えてみた

  • 2015.12.06 Sunday
  • 00:42

朝日新聞beで連載している『悩みのるつぼ』。今回は岡田斗司夫さんの回答の週。
 

まだ回答は読んでいないので自分なりの回答を書いてみた。


以下本文------------------------------------------------------------
自分に対する劣等感を持ってしまうと落ち込み方は半端ではありません。それなのにあなたは奇跡的な倍率の企業の最終面接まで行ったのはすごいことだと思います。たいしたものです。
たしかにあなたの言うように今は『なりたい職業』に就けずに『妥協しながら就職』する人が多いでしょう。そんな中で『納得いくまで就活を続ける』その意志は称賛に値します。


では、あなたが納得いく就職先とはどんなところなのでしょうか?相談文から推察すると


1.週休2日である。
2.社会的意義が感じられる。
3.やりがいがある。


などでしょうか。


1番以外は抽象的ですね。2番3番を一言で言ってしまえば「人から『凄い』と言ってもらえる仕事」ではありませんか。もし、あなた自身が仕事にやりがいを本気で求めているのならば1番を就職の条件に掲げるとは思えないからです。これから人生の3分の1以上の時間を仕事に使わなければいけません。その為にもやりがいが欲しいと考えたのだと思います。でも、あなたはプライドが低すぎるために『排泄介助が生理的に受け付け』られません。間違えていませんよ、あなたのプライドが低すぎるのが一番の問題です。


介護の仕事をしている人は人一倍のプライドを持ってその仕事に従事しています。そうでなければ他人の排泄物を処理するなんてできません。私はマンションの清掃の仕事をしていますが時折、人間の排泄物と思しきものを処理することがあります。そんな時は何を考えているかと言えば、何も考えていません。何も考えずに掃除をします。もし、何かを考えてしまえば惨めな気分になってしまうからです。それでは仕事はできません。プライドがあるからこそやっていけるのです。


もちろんあなたに介護の仕事をやりなさいと言ってるわけではありません。たぶん無理です。それよりも仕事にやりがいを求めることをやめた方が賢明です。やりたくもない事務職でも構いません。仕事はお金を得る手段と割り切って、余暇であなたのやりがいを見つけた方がいいと思います。


せっかく、最終面接までいける能力をもっているのですから、頑張ればどこかに就職することも可能でしょう。就職に妥協してもいいじゃありませんか。人生に妥協しなければいいのですから。(920文字)
本文ここまで------------------------------------------------------------


今回は言いたいことはいっぱいあった。だけど、それを言ってしまっても仕方がない。だから言わなければいけない『プライドが低すぎるのが問題』だけに絞って回答をしてみた。


ただ、これでも反感を持たれてしまうだろうな。出来る限りオブラートに包んで書いたつもりなのだけど。

今回の岡田斗司夫さんの『悩みのるつぼ』は僕の方が勝ってる

  • 2015.11.08 Sunday
  • 14:15

昨日の朝日新聞の『悩みのるつぼ』の岡田斗司夫さんの回答。アクロバティックで理屈が立ってて合理的。やっぱりお見事だと思う。

それでも今回は僕の回答の方が上回っている。

岡田さんの回答は相談者さんに『自分の心に問い直すこと』と『付き合うなら嘘をつけ』と勧めてる。
それは三価値でいうところの『自由と権利』『最大多数の最大幸福』はクリアしてる。付き合うのは相談者さんと彼氏さんの自由だし、嘘をつくことによって三者とも幸福でいられるのは間違いない。

翻って僕の回答は母親と彼氏さんを会わせて、彼氏さんのことをわかってもらう努力を要求してる。これはもしかしたら相談者さんにはしんどいアドバイスかもしれない。でも、『自由と権利』、嘘をつかないことで、『美徳の追求』はクリアしてる。それで初めて『最大多数の最大幸福』を得られるようになってる。
大変かもしれないが、恒久的な幸福を考えたら、この三価値がバランスよく配置された僕の回答の方が優れていると自画自賛する。

どうして、こんな風に考えたのだろう?たぶん、今年の1月に例の『岡田さんが8〜9人の女性と付き合っている問題』が関係していると思う。

あの時、岡田さんは僕ら『クラウドシティ』市民に黙って複数の女性と付き合っていた。それは言えば偏見に基づいて非難されるから黙っていたのだろう。いずれ言うつもりだったらしいが結果は最悪のタイミングで暴露された。

岡田さんは僕ら市民を身内だと言っていたが信頼はしていなかった。だから、その岡田さんなら今回のような回答になるのは当然だと思う。

でも、嘘をつかれた僕らは母親に近い立場だと思う。
その僕からしたら、わかってもらう努力をしてほしいという回答になるのもまた当然な気がする。

『嘘をつく』のは美徳ではないし、『嘘をつかれる』のは幸福ではない。

別れる気がないのなら、わかってもらう努力をしてほしいとつくづく思う。

『社会人との交際反対され』を考えてみた

  • 2015.11.08 Sunday
  • 01:23

朝日新聞beで連載している『悩みのるつぼ』。今回は岡田斗司夫さんの回答。

メルマガで相談文だけ読んだので、まだ岡田さんの回答は読んでいないけどとりあえず自分なりの回答を考えてみた。

以下本文------------------------------------------------------------

「三角関係のもつれ」ですね。
 

最初、私はあなたの言うような恋愛問題ではなく、母子問題だと認識していました。しかし深く読み込んでいくうちに、やはりあなたの仰るように『恋愛問題』と考えた方が正確だと感じました。
 

なぜか?あなたの相談で“母”のくだりを“気のおけない男友達”に置き換えて考えてみます。
 

「“気のおけない男友達”と暮らしています。何でも相談するし、経済的にも頼りにしています。唯一甘えられる存在でした。でも最近、10歳近く歳の離れた社会人と付き合うようになりました。“男友達”の他にも甘えられる存在です。しかし、“男友達”は快く思ってくれません。猛反対を受けました。もし言うことを聞かなければ学費も授業料も払わない。留学もさせない。と言われました」
 

わかりますか?あなたのお母さんは彼氏に嫉妬しています。自分はあなたの唯一の存在であったのにその地位を奪うヤツが現れました。死活問題です。なんとしてでも別れさせたい。まず経済封鎖を仕掛けるのは常套手段です。しかも、あなたは留学をするつもりなので今すぐ結婚するというわけではなさそう。それならば結婚しないことも反対理由にあげましょう。その上、学歴もあなたより低いみたい、ラッキー!
 

あなたがお母さんの言い分に理解を示していることに驚いています。だって『学歴があなたより下』だから反対、だなんて差別発言もいいとこじゃないですか。環境が違う人同士が付き合う方が当たり前です。だって3親等以内の親族とは結婚できないのですから。
 

さて、どうしましょうか?お母さんの言うことをきいて別れるという選択肢もありでしょう。そうでなければ経済封鎖で脅されているのですから、これからの生活はあなた自身と彼氏の稼ぎで賄いましょう。結婚しないことが問題なら留学を諦めて婚約、結婚だってできます。学歴の低さは差別発言なので無視です。

そうそう『相手のことを知らないのに好き勝手に言い』とあるようにお母さんはあなたの彼氏のことを何も知らないことは大問題です。まずは紹介しませんか?ちゃんと『娘の彼氏に会う母親』を演じさせましょう。そこで揉めるでしょうが、ちゃんと“気のおけない男友達”ではなく“これからも大事な母”であることを教えてあげてください。(930文字)
 

ここまで------------------------------------------------------------
 

本当は『あなたは彼氏と結婚して実家で同居。あなた自身は留学をする』という論理的だけど誰も幸せにならない回答にしたかったんだけど何とか理性で踏みとどまった(汗)

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