「人類はAIでなく機械に職を奪われる? その2」-『岡田斗司夫の毎日メルマガ』感想文
- 2018.08.14 Tuesday
- 06:50
今回は僕らは仕事を奪われることを怖れる。
今朝のメルマガは『ニコ生ゼミ』のセレクトから。
「“人工知能”という概念が生まれたのは1950年代。第2次大戦で発明された“原子爆弾”と“コンピューター”。この2つから生み出された鬼子みたいなもの。これが“第1次人工知能ブーム”。
その後、1980年代後半から90年代前半に掛けて、“第2次人工知能ブーム”が起こる。IBM社の“ディープ・ブルー”というコンピューターが、人間のチェスのチャンピオンを破ったことを契機に、一斉に人工知能ブームが起こった。
現代2018年は、ちょうど“第3次人工知能ブーム”ということになってる。
そして、2018年の8月現在、人間に匹敵する、人間を超える、もしくは人間に近づくような人工知能は生まれていない。 “進歩”はしてるんですよ? でも、数学上の進歩というのが起こり得てないというのが、現状だと思う。
『母をたずねて三千里』というのは、『ハイジ』が大ヒットした後、別の人が1年間『フランダースの犬』を作っている中、1年間休憩した後で、宮崎駿・高畑勲コンビが作った長編アニメシリーズ。
マルコのお母さんも、奉公に行った。まだ9歳の子供だったマルコ・ロッシ君はお母さんを恋しく思う。
マルコは、すごく心配して、友達だったエミリオ少年に頼んで、瓶洗いの仕事を紹介してもらう。マルコくんは、お母さんの手紙が届かないことを心配して、ついに学校を辞める決意をした。不思議なことに誰も出勤していないジロッティーさんの店に1人で行って、置いてあった瓶を全部洗う。そして、やって来たジロッティーさんに「見てください、ジロッティーさん! もう100本近く洗っておきましたよ! 僕はこれから学校には行かずに、ずっとここで働きますから、もっとお金をください!」と言う。しかし、ジロッティーさんはすごく暗い顔をしている。なぜかというと、“瓶洗いの機械”が発明されてしまったから。マルコは、たった1リラしか貰えないことに腹を立てて、「もう仕事はくれないんですか!?」とか、「クビなんですか!?」ってぶーたれて店を飛び出して行く」
こんな時代から機械に職を奪われてたんだなぁ。
『岡田斗司夫の毎日メルマガ』
http://www.mag2.com/m/0001148694.html
今朝のメルマガは『ニコ生ゼミ』のセレクトから。
「“人工知能”という概念が生まれたのは1950年代。第2次大戦で発明された“原子爆弾”と“コンピューター”。この2つから生み出された鬼子みたいなもの。これが“第1次人工知能ブーム”。
その後、1980年代後半から90年代前半に掛けて、“第2次人工知能ブーム”が起こる。IBM社の“ディープ・ブルー”というコンピューターが、人間のチェスのチャンピオンを破ったことを契機に、一斉に人工知能ブームが起こった。
現代2018年は、ちょうど“第3次人工知能ブーム”ということになってる。
そして、2018年の8月現在、人間に匹敵する、人間を超える、もしくは人間に近づくような人工知能は生まれていない。 “進歩”はしてるんですよ? でも、数学上の進歩というのが起こり得てないというのが、現状だと思う。
『母をたずねて三千里』というのは、『ハイジ』が大ヒットした後、別の人が1年間『フランダースの犬』を作っている中、1年間休憩した後で、宮崎駿・高畑勲コンビが作った長編アニメシリーズ。
マルコのお母さんも、奉公に行った。まだ9歳の子供だったマルコ・ロッシ君はお母さんを恋しく思う。
マルコは、すごく心配して、友達だったエミリオ少年に頼んで、瓶洗いの仕事を紹介してもらう。マルコくんは、お母さんの手紙が届かないことを心配して、ついに学校を辞める決意をした。不思議なことに誰も出勤していないジロッティーさんの店に1人で行って、置いてあった瓶を全部洗う。そして、やって来たジロッティーさんに「見てください、ジロッティーさん! もう100本近く洗っておきましたよ! 僕はこれから学校には行かずに、ずっとここで働きますから、もっとお金をください!」と言う。しかし、ジロッティーさんはすごく暗い顔をしている。なぜかというと、“瓶洗いの機械”が発明されてしまったから。マルコは、たった1リラしか貰えないことに腹を立てて、「もう仕事はくれないんですか!?」とか、「クビなんですか!?」ってぶーたれて店を飛び出して行く」
こんな時代から機械に職を奪われてたんだなぁ。
『岡田斗司夫の毎日メルマガ』
http://www.mag2.com/m/0001148694.html