「【岡田斗司夫ゼミ室通信】手塚治虫にはできなかった実写的演出術 『機動戦士ガンダム』より」-『岡田斗司夫の毎日メルマガ』感想文
- 2018.09.13 Thursday
- 06:20
今回は太陽は燃えている。
今朝のメルマガは『DMMラウンジ』の『機動戦士ガンダム講座』のセレクトから。
「いきなり砂漠の夕日から始まる。なぜ最初のカットにそれを入れるか?これでドラマに厚みが出るから。これは漫画の手法。昔、虫プロで働いて、手塚治虫に傾倒していた富野由悠季は、漫画的な手法をごく自然に作品に入れている。
しかし、手塚治虫自身はアニメのコンテを描く時、こういう手法を使うのがすごく下手。
夕日がギラギラ揺れてる。本当だったら猛烈な砂嵐のせいで夕日がぐにゃぐにゃ動いてる。これを波ガラスを手前に置いて右から左に動かすことで、なんとなく砂嵐感で太陽がぐにゃぐにゃ揺れて見える感じを出している。
それにプラスして全く同じ仕上げ処理した太陽の絵のセルにエアブラシで縁取りみたいな部分を描いて二枚のセルを交互に見せる。これでギラギラしてる印象を作ってる」
そういう方法で作られているとは、思わんかった。面倒くさくないかね。
『岡田斗司夫の毎日メルマガ』
http://www.mag2.com/m/0001148694.html
今朝のメルマガは『DMMラウンジ』の『機動戦士ガンダム講座』のセレクトから。
「いきなり砂漠の夕日から始まる。なぜ最初のカットにそれを入れるか?これでドラマに厚みが出るから。これは漫画の手法。昔、虫プロで働いて、手塚治虫に傾倒していた富野由悠季は、漫画的な手法をごく自然に作品に入れている。
しかし、手塚治虫自身はアニメのコンテを描く時、こういう手法を使うのがすごく下手。
夕日がギラギラ揺れてる。本当だったら猛烈な砂嵐のせいで夕日がぐにゃぐにゃ動いてる。これを波ガラスを手前に置いて右から左に動かすことで、なんとなく砂嵐感で太陽がぐにゃぐにゃ揺れて見える感じを出している。
それにプラスして全く同じ仕上げ処理した太陽の絵のセルにエアブラシで縁取りみたいな部分を描いて二枚のセルを交互に見せる。これでギラギラしてる印象を作ってる」
そういう方法で作られているとは、思わんかった。面倒くさくないかね。
『岡田斗司夫の毎日メルマガ』
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