「評価経済を現実化した中国の芝麻信用3 ちゃんと“いい人アピール”をするのが良い市民」-『岡田斗司夫の毎日メルマガ』感想文
- 2018.09.20 Thursday
- 06:45
今回は偽善者の方がマシ。
今朝のメルマガは『ニコ生ゼミ』のセレクトから。
「マネー経済から評価経済へ流れる中で、芝麻信用というのは、「社会的評価を気にしない人は敗北者であり、これからの中国には不必要な“下級市民”だ」という考えに至ってしまった。“上級市民/下級市民”というのは、そういう意味。
最も評価されるのは、「自己アピールの強い善人」。次に「偽善者」。3番目が「知られざる人徳者」、4番目が「自己アピールの少ない正直者」と続く。
なぜ偽善者が人徳者の上に来るのかというと、少なくとも偽善者は「自分はいいことをした」とTwitterでつぶやくから。
彼らがどんどん大袈裟につぶやくことによって、徐々に社会がよくなっていく。
この仕組を見れば「そんなことしても、偽善者が増えるだけ」という指摘が、ピント外れなことがわかる。偽善者の方が露悪的なやつよりずっとマシだし、それどころか、社会評価を気にしない人と比べても、実は“システムとして”まともである」
善人よりも目立つ奴が勝ち。
『岡田斗司夫の毎日メルマガ』
http://www.mag2.com/m/0001148694.html
今朝のメルマガは『ニコ生ゼミ』のセレクトから。
「マネー経済から評価経済へ流れる中で、芝麻信用というのは、「社会的評価を気にしない人は敗北者であり、これからの中国には不必要な“下級市民”だ」という考えに至ってしまった。“上級市民/下級市民”というのは、そういう意味。
最も評価されるのは、「自己アピールの強い善人」。次に「偽善者」。3番目が「知られざる人徳者」、4番目が「自己アピールの少ない正直者」と続く。
なぜ偽善者が人徳者の上に来るのかというと、少なくとも偽善者は「自分はいいことをした」とTwitterでつぶやくから。
彼らがどんどん大袈裟につぶやくことによって、徐々に社会がよくなっていく。
この仕組を見れば「そんなことしても、偽善者が増えるだけ」という指摘が、ピント外れなことがわかる。偽善者の方が露悪的なやつよりずっとマシだし、それどころか、社会評価を気にしない人と比べても、実は“システムとして”まともである」
善人よりも目立つ奴が勝ち。
『岡田斗司夫の毎日メルマガ』
http://www.mag2.com/m/0001148694.html