セミファイナル
- 2019.08.03 Saturday
- 06:56
今のマンションの清掃を始めたばかりの頃は大変だった。
掃除そのものが苦手だというのもあるが、それ以上に厄介なのが虫である。
田舎者なので虫を見るのは日常茶飯事だったが、触るのはダメだ。そして飛んで来られるのも。
夏になると共用廊下にお休みあそばされているセミがいる。
腹を上に向けてジッとしてる。死んでいるとタカをくくってホウキでチリトリの中に入れようとすると、羽を震わせてこちらに向かって飛んできやがる。
勘弁してくれ!
数年前、真鍋かをりさんのブログに「死んだセミ」の見分け方が書かれてあった。
注目すべきはセミの足。セミの足が上に向かって開いていたらそいつはまだ行きている。足が腹に向かって折りたたまれていたらご臨終です。
まれに廊下の溝で寝ていたらにわか雨にあって足をたたむ間も無く絶命しているやつもいるが、概ねこの法則で間違いない。
それからは生きてるセミはホウキの先を近づけてホウキにつかまらせたら、そのまま廊下の外に放り出す。死んでるセミはチリトリにダストシュート。
これで夏は乗り切れる。真鍋かをりさん、ありがとう!