「ビブリア古書堂の事件手帖4〜栞子さんと二つの顔〜」

  • 2013.11.28 Thursday
  • 00:32


今回は江戸川乱歩関連の謎。

『ビブリア古書堂の事件手帖』の4巻を読み始めた。もちろん世間で評判になっていたのは知っていたのだが生来の天の邪鬼が邪魔をしてなかなか手を出せずにいた。

『ハルさん』の時にも書いたが元々日常の謎系のミステリーには興味があった。だから、この『ビブリア古書堂の事件手帖』だけではなく最近出始めているそのテの作品も読みたいと思っている。

さて、今回の『ビブリア古書堂の事件手帖』はシリーズ初の長編。もっとも今までも謎ごとに章が区切られてはいたけれども時系列に繋がっているので長編だからといってあまり変わった感じがしない。そのせいか普通なら裏表紙の作品紹介に「シリーズ初の長編」と書いていても良さそうなものだが書かれていない。気づかなかったのかな?そんなわけ無いか。

それで、今回はどんな謎かといえばまだわからない。とりあえず主人公のビブリア古書堂のアルバイト五浦大輔と店長の篠川栞子の二人に依頼されたのが金庫を開けてくれということ。その報酬に江戸川乱歩のコレクションを売ってくれる。

そこでちょくちょく出てくる江戸川乱歩のウンチクが面白い。僕も小学生の頃に学校の図書室に所蔵していた『少年探偵団シリーズ』を何冊か読んだ。大人になってから『D坂の殺人事件』や『芋虫』『鏡地獄』なんかも読んだな。

個人的には乱歩の作風はあまり好きではないのだけどやっぱりミステリー好きとしては乱歩の逸話は知っておきたいなと思う。

これから数日、とても幸福な時間が過ごせそうだ。
評価:
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  • 2024.03.19 Tuesday
  • 00:32
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    コメント
    こんにちは。同じ本の感想記事を
    トラックバックさせていただきました。
    この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
    お気軽にどうぞ。
    コメントありがとうございます。

    早速サイトに行って読ませていただきます。
    • 黒木政仁
    • 2015/09/16 1:32 AM
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    珍しい古書に関係する、特別な相談―謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その古い家には驚くべきものが待っていた。 稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほし
    • 粋な提案
    • 2015/09/15 3:00 PM

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