宮崎駿監督の最新作が、なぜ「公開日未定」なのか?-『岡田斗司夫の毎日メルマガ』感想文

  • 2019.05.16 Thursday
  • 06:45
今回はサボり魔、駿。

今朝のメルマガは『ニコ生ゼミ』のセレクトから。

「「スタジオジブリの鈴木プロデューサーが、日本テレビ『シューイチ』にVTR出演。宮崎駿監督の新作映画の進捗情報などについて明かした」というニュース。
なぜ、宮崎駿の新作に対して、鈴木さんが「公開日を設定しない。なぜかというと、公開日があったら人間ってサボりたくなるからだ」と言うのかというと、実は宮崎駿というのは、とんでもない“妥協魔”。すぐに妥協する。高畑さんとは逆。出来ない理由が1つでもあったら、もう動かない。絶対に妥協しない。それに対して宮崎駿は、他の誰もがまだ妥協してないうちに、早めに妥協を始める。何よりもスケジュールが遅れるのを極端に嫌う人。
高畑さんの作業の遅さを見ていたから、宮崎駿というのは、すぐに妥協するようになっちゃった。宮崎駿は、まだ誰も「出来ない」と言ってもいない段階で、スケジュールにちょっとでも不安があると、即座にコンテを破り始める。で、こういう作り方を否定していたのが高畑勲。
なので、高畑勲、宮崎駿の2頭立ての馬車の時代というのは、なんだかんだ言って、ジブリというのはバランスが取れていた。徹底的な理想主義者で完璧主義者の高畑勲と、徹底的な現実主義者で妥協主義の宮崎駿。ところが、宮崎駿はエンターテイメント的に恐ろしくレベルが高くて、高畑勲は芸術的にとんでもなくレベルが高い、と。
ところが、この2頭立ての馬車の片一方を失っちゃった。その結果、鈴木敏夫の中の悪魔がムクムクと頭をもたげてきて「宮崎駿を高畑勲に改造してやろう」と思うに至ったわけ。「ジブリには、もう高畑勲はいない。だけど、今、宮崎駿がもう一度映画を作ると言ったら、そりゃもう何十億でも集まるだろう。もう宮崎駿も78歳ということで、最後の作品になるだろう。ならば、最後に宮崎駿に絶対に妥協させない映画を1本だけ作らせよう」と。そういうふうに思って「公開時期は決めない」と言っているのだと思う」

「もののけ姫」の時は公開時期が遅れたけど、あれを妥協したのは鈴木さんじゃなくて駿監督だったのか。

『岡田斗司夫の毎日メルマガ』

http://www.mag2.com/m/0001148694.html

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