【前編】「雛人形は滅びる文化ですか?」-『岡田斗司夫の毎日メルマガ』感想文
- 2015.02.28 Saturday
- 07:19
今回は文化の伝承とは。
今朝のメルマガの質問は
「雛人形、市松人形を作ってる。
見学に来る人は職人技術には興味を持ってくれるが、人形自体には興味を示さない。時代に合わせて小さな人形も作ってる。
雛人形や市松人形はいつか滅びるべき文化なのか?」
岡田斗司夫さんの回答は
「僕らの家にはもう雛人形は置かれていない。滅びる“べき”とは思わないが『滅びても仕方ない』とは思う。
文化は、物語・模倣・合理性に分けられる。いろいろなものがないと、文化は継承される。
雛人形、特に市松人形はこの三つを完全に喪失してる。飾っておく合理性がない。鯉のぼりと違って雛人形は外から見えるわけではないから、模倣されにくい。『早く片づけないと嫁に行くのが遅れる』というネガティブな物語しかない。だから、継承されるのはしんどいと思う」
技術には興味を持ってもらえるのだから、この三つをなんとかできれば人形制作は伝承されるのではないかな。
継承されるべきは、人形なのか、制作技術なのか?
モナコイン
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